さぁ、いよいよ読み書きの練習です。読み書きの練習は時間もかかるしちょっと面倒に思う方もいらっしゃるかもしれないし、もしかしたら読み書きは必要ないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。でも残念ながらぺルシア語の教材は数多くなく、大半が読み書きができるようになることを前提に作ってあり、カタカナや英字で読み方を書いてあるようなものは少ないです。今後ずっとペルシア語を勉強していくためには読み書きは必須だと思います。ペルシア語は美しい言語と言われていて、詩なども一部の人にはとても人気があるようです(私はその域には達していませんが・・・)。ペルシア語の詩を自分で読めるようになりたいから学習しているという人も海外には多いようです。そういう喜びを後々味わえるように、今は頑張ってコツコツと練習をしていきましょう!
ペルシア語にはアルファベットが32文字あります。日本語や英語と違って、右から左に書かれます。文法書などをみると、それぞれのアルファベットには独立形、尾字形、中字形、頭字形の4つの形があるのですが、これを一つずつ覚えるのは大変ですし、そこまでしっかり覚えなくても読み書きは問題なくできるようになるので、このサイトでは便宜上「大文字」と「小文字」に分けて覚えることにします。これは文法的には正しくないのでこのサイト上だけでのルールにしてください。
また、アルファベットには日本語ではあいうえおかきくけこ・・・、英語ではa, b, c, d…のように順序があります。ですがアルファベットの順序は会話や読み書きにはあまり重要ではないので、このウェブサイトでは順序はあまり意識しないで練習していきます。
アルファベットの発音と3つの短母音
ペルシア語には日本語のアイウエオのような母音が6つあります。その中に短母音が3つ、長母音が3つあります。長母音のほうはまた後のレッスンで学ぶことにして、今回は短母音の3つを学びます。
短母音は日本語のア、エ、オに近いです。なんとこの短母音、該当する文字(アルファベット)はありません。その代わり、子音に記号をつけて、子音とくっつけて読みます。ب(be)を使って具体的に説明しますと、بという文字は英語のbのようなもので、それだけだとブッというような音になります。それに短母音を表す記号をつけてみます。
بَ (バ / ba)
この上のチョンが短母音のアで、これをブッという音にくっつけて読むので、「バ」という音になります。このアは日本語のアよりは、英語のappleのaの音に近いので、ちょっとエァみたいな音になります。
بِ (ベ / be)
下にチョンがつくと短母音のエで、これをブッという音にくっつけて読むので、「ベ」という音になります。この音が基本の音になるので、アルファベットを読むときには「べ」と読みます。
بُ (ボ / bo)
上にクルリンがつくと、短母音のオで、これをブッという音にくっつけて読むので、「ボ」という音になります。
そして、この短母音を表す記号、なんと、実際には省略されちゃいます!そのため、بという文字を見たら、その単語を見て、音がバなのかベなのかボなのかを推測しながら読む必要があります。これが慣れないうちは難しい!ので、このサイトでは最初は短母音を表す記号をつけて、単語に慣れてきたものから記号を省略していきます。
アルファベットの大文字と小文字
上にも書きましたが、このサイトでは便宜上、大文字と小文字に分けています。今私たちが習ったبは大文字です。بの小文字は、
ﺑ
こんな感じです。短母音3つをつけてみます。
ﺑَ (バ / ba)
ﺑِ (ベ / be)
ﺑُ (ボ / bo)
ب(be)の書き順


練習用PDFファイル
アルファベットの練習はとにかくひたすら書くこと!たくさん書いて体に染みつかせましょう!このPDFファイルを印刷してアルファベットをなぞったり自分で書いたりしてみましょう。
小テスト
次の問題に答えてみてください。10問中8問以上答えられたら合格です。次のレッスンに進んでください。答えられなかったらしっかり復習をして、答えられるようになるまでチャレンジしてください。
- ペルシア語は左から右に読みますか?それとも右から左に読みますか?
- ペルシア語のアルファベットbeの大文字は書けますか?
- ペルシア語のアルファベットbeの小文字は書けますか?
- ペルシア語には短母音は何個ありますか?
- بَ はなんと発音しますか?
- بُ はなんと発音しますか?
- بِ はなんと発音しますか?
- ﺑِ はなんと発音しますか?
- ﺑَ はなんと発音しますか?
- ﺑُ はなんと発音しますか?
次回は・・・
次回のLesson 2-Aでは、自分の名前や職業を言えるようになる練習をします。お楽しみに!


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